超越者

それは……



どいつもこいつも信じられねえ能力を持った







どのくらいヴァイオレンスかと言うと








そしてここにもそんな嫁姑に負けない超越者がいる!



そいつは!

最強の超越者だ!

口からは10兆度
火炎放射!





















奴の名は!


超越破壊神
死舞 



そして今!



最強の超越者は!




暑さにうだっていた!

超越戦闘4!
万模倣魔人 鋳蛇炬



夏!



「うじゃ〜、あっちい〜。死ぬかも〜」



最強の超越者は
死にかけていた!



「クーラー無いし〜みたいな〜。ちょ〜」



最強の超越者は
壊れかけていた!









この事務所(アパート二階。個室。風呂、便所別)には!






クーラーが無いのだ!



そして!










最強の超越者は


そして!






























「「あ゛〜〜〜」」































遂に
扇風機に向かって声を出すと言う






無謀行為にまでってしまった






もう絶望だ!









その時!







アパートから天国えた






の現場Ver漫画喫茶(店名






「クーラー効いてるよなあ。そうだなあ。一時間大体100円くらい?」





最強の超越者は
見積もりが甘かった!




「インターネットタダだし〜」




最強の超越者は
アナログ回線だった!




「除湿〜」




最強の超越者は
湿っぽいのが駄目だった!




「じゃあ一時間だけ行こうかね
仕事無いし




そして今!
最強の超越者は!
プー状態だった!


一方!


の現場Ver漫画喫茶(店名


にて一人の




がいたぁ!


そしてその男は常識では考えられない速度で



BOOK


を読んでいた!


隣にいた漫画家の男(22 売れっ子は思った!



……あれが即読法……!これだ!俺
が求めていたのはこれだったんだ〜!


その後彼は即読法を元にした漫画を書いて一斉を風靡したが
それはまあ置いといて



この男がしているのは
即読法であって即読法でない


単純に読むのが



超越速いのだ!




そう!

この男も













超越者














なのだ!




超越能力は!
即座にして相手の技をまねする








この能力のおかげで
グッチェゆうぞう並に

料理が上手です!




その名は!



     
       




   



またの名を
万模倣魔人


職業 高校生
彼女いない歴16年16歳

戦歴
4勝無敗



最近超越感覚に目覚めた

まだ駆け出しの超越者だ!


そして何故この模倣魔人がこんな場所にいるかと言うと




夏休みの自由研究です!



「やっぱりってのは無謀か?」



無謀だと思います!



「あ〜も〜、身近に小説家とかいないかな〜、技ぱくっちゃうのにな〜」



俺のなんてどうですか?



「いらねえ」



うわ!突っ込みやがったこの野郎!



それはさておき喫茶店に今にも死にそうな顔の
男、死舞血が入ってきたあ!


「ぬぬ!?」


鋳蛇炬は死舞血が超越者だと……


























「なんだあの暑苦しい野郎は」


























気付かなかった!




しかし!その相手は


逃すはずが無い!































「す〜ずしぃ〜」































最強超越者気付かなかった



なんだ!?なんだこの状況は!?
二人の超越者はお互いの存在を知る切欠を失っちまった!


そんな状況を打破したのは鋳蛇炬だった!


「しゃあない。ゲームでもしようかね」


それを聞いた死舞血は
「ぬ?ゲームなんてあんのか。俺もしようかね」



しかしハードは一台しか残っていなかった!



「あ、どーも」
「あ、うん。どーも」

普通に挨拶を交わす二人!
二人超越者同時コントローラーった



ゲームはぶっちゃけ




「これやった事ある?」
「あるっすよ。強いっすよ」

「マジで?」
「東京テムジンっつったら俺の事っすよ」
「な、なにをぉ!?」
「おたくは?」
「俺は〜強いよ!?(実はゲーム駄目)」
「へえ、だったら早速」



()
超越破壊神死舞血酒盛(ライデン)

万模倣魔人鋳蛇炬擬態乃信(テムジン)



死舞血レーザー!外れ!
鋳蛇炬前ダッシュライフル!HIT!
死舞血しゃがみバズーカ!外れ!
鋳蛇炬前ダッシュライフル!HIT!
死舞血しゃがみバズーカ!外れ!
鋳蛇炬ボム!HIT!
死舞血しゃがみレーザー!外れ!
鋳蛇炬接近ソード!決着!


ものの8行で勝負がついてしまった!
これは


作品としてもやばい!

勝利した鋳蛇炬は思った!

『弱え……』


敗北した死舞血は思った!


『やっぱコントローラーじゃ駄目だね。俺はやっぱあのスティックみたいな奴じゃないと』


言い訳がましかった!
それに死舞血はあのスティックでは歩くことすら出来ないのだ!

しかしこれは3ラウンド!

まだチャンスはあるのだ!


『しょうが無え……。やるか?』
「おう。やっちまえ。勝つためには手段なんて選んでられねえよ」
「駄目よ!何をするにも正々堂々戦ってこそじゃない!」
『!?』   『うるせえ!』

多数決は決まった!


「さあ、次だ次!」
「はいはい」

軽くあしらわれちょいとばかりぴくっとしたが死舞血は





テムジンの動きと鋳蛇炬のコントローラーをじっくり観察して

れぃざあ
HIT!

「なにい!」

いきなり動きが良くなったんで鋳蛇炬は驚いた!
そりゃそうだ。言ってみりゃあ


になったようなもんだから!

そのまま死舞血の卑劣な行動によって鋳蛇炬撃沈!


「へっへっへ、これが俺様の実力だ〜ぜ〜」


鋳蛇炬はぴくっっときた




そして!


「……あれ?おたく超越者?」
「ありゃ?そっちも?」
「……」
「……」
()


やっぱりそうなるのか!


それから先は地獄だった……!


超越感覚が無意味だって事に気付いたから泥仕合になって


100本勝負!



死舞血はちょっとずつ勘が良くなって12勝88敗と健闘。

しかしながら


悔し涙が溢れていたっ!






鋳蛇炬が気付くのはちょっとばかり遅かった!

そして気付いた時には冥王星の辺りまでぶっ飛んでいた


勝負あった!(?)







鋳蛇炬はかなりがっくりきていた
なんせ

だ!

っていうか

さっきの不意打ちじゃん!


そもそも超越戦闘じゃねえし!


まあそれはともかくこの状況を何とかしなくては

いくら超越者と言っても宇宙空間じゃ泳ぐしかない

何か無いか……う〜む



その時!

鋳蛇炬の目に不思議なものが映った!


タコみたいなクラゲみたいな
まあ早い話


宇宙生物だ!


あ〜、やっぱり宇宙は広いな。っていうか





これだ!




模倣!
MOHO!





その結果うねうね状態となった鋳蛇炬は地球へうねうね向かっていったとさ




死舞血が気付いた時には外は烏が飛んでる時刻だった!

何故そんなことが分かったかと言うと

鋳蛇炬をぶっ飛ばしたときの穴

から見たから!


なんだかとっても眠い死舞血は帰るためにレジに!





そして彼は!



地獄の声を聞いた!


「6580円になりま〜す」


どうやら長居しすぎたようだ。


再び涙が込み上げる。


領収書下さい。死舞血私立探偵所、で」


財布中身小銭だけだったのだ


仕事探そう……


死舞血は深く深くそう思うのだった!

次回予告!
法という武器を持つ男!


捕屍廼牙裁強
そして死舞血は
次第に追い詰められる……!
次回!
超越戦闘5!
鉄壁頑強噛み付き男 捕屍廼
超越ご期待!
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