AC3SLはどうよ? ってわけであんまり気合の入らないタイトルで始まりました。SL最初のうんちくはSL全般の事をべらべらと行ってみま しょう。 ストーリーで行けば、あんたそれ3と同じやないですか。なんでストーリー焼きまわしけつかっとんすか、とこんな感じで すね。読めました。最初から最後まで。露骨に次回作が出ますよ、って作り方は如何なものかと思うんですけどね。ム ービーも3の方が好きかな〜と。 んで、全体的なイメージは、ごちゃごちゃ。パーツが400あると言っても戦闘に使えるのはそのうち100くらいです か? そもそもパージシステムがあるんだから弾数を増やした、とか軽量化を施した、とか本当の意味で意味があるん だろうかと。もっと性質とか、そういう点で違いを見せた方が良いんじゃないかと。つーか、そんなに容量気にしてんなら ギャラリーなんて入れるなよ、と。言いたい。本当に。 とは言えSLが駄目かって言うとそうじゃないですね。面白いです。ミッションに色々な条件つけてパーツが手に入るっ てのは単純に楽しいですし、AIはやりこみがいがあるでしょう。 まあ、今回はACの対人戦に関して言ってみますか。AIはまだまだ暗中模索ですからね。 さて、今回の新要素をぱぱっとまとめてみると。 ・武器破壊:戦略に大きな変化があるのかどうか。結局運頼み? ・左射撃武器の充実・ブレードは事実上無力化。 ・パーツバランス劣悪化・400もあるとさすがに ・逆関節、四脚強化・脚部に関しては統制が取れた感がある ・軽量二脚弱体化?・つまりHOUSEの弱体化 ・実弾EO、ENEOコア性能強化・EOに関して言えば命中率の問題があり未だ性能不十分 ・全体的な火力強化の影響で武器腕はますます役立たず。 ・戦闘の射撃戦主体化・回避よりも敵の四角に回る方が重要 って感じです。特に問題なのはパーツバランスと左武器と一部の武器。 ミラージュOB中コア、左スナイパー、左ショット、赤パルス、連射ライフル、連動魚雷、100レーザー、800マシ。ま あ、新パーツで目立つところではこんな感じですか。特にミラージュOB中コアは軽量だろうが重量だろうが他を調節し てでも装備すべき一品。別の言い方すればコアと言えばこれ、1択状態になってしまうため、制限が欲しいくらいです ね。 左射撃武器に関して言えば普通。別の言い方すれば右についてもいい性能の武器が用意されているわけだから、そ れがふたつ用意されてブレードで戦おうなんて気がしない。機動力で撹乱? 弾幕が素晴らしい事になってますよ。 そんな中今回良い感じなのは四脚ですね。性能改良に伴って使いやすくなってますし、火力で押すのが信条のSLレ ギュレーションではキャノンも使える四脚は他をリードしています。回避能力が劣る点で武器が破壊される危険もありま すけど、EX実弾盾で誤魔化すっていうのもありですね。安定性が死ぬのが問題ですけど。EN消費量が減ったんでEN シールドってのもありですか。 これと別方向で強くなったのが逆関節。すっげえジャンプ力で近距離限定ながら高い確率で敵のロックを外せます。 更に着地の硬直がほとんど無ぇ訳だからどっすん、ジャンプ、なんて動きも可能。ミサイルに対してはかなり有効な動き ですね。かなりデフェンシブに強化されたと思います。 弱体化した脚部は無いですが、タンク、フロートの新型パーツは役立たず。どれもこれも見た目すら楽しめない有り 様。ただ、元々のパーツの性能が十分なため弱くは無く、むしろタンクはミラージュOB中コアと左射撃武器の充実のお かげで今まで以上に強化された感があります。扱いも火力重視の四脚より扱いが簡単なため(つまりプレイヤーの強い 弱いに関係無く使用頻度が多い)今後のメタの中心となるのではないでしょうか。 そんな中マイペースなのが中量二脚。066がスタンダードなのは今まで通りですが、どうだかなー的なパーツが続々 増えました。そんな中で面白いのがSNSKA1とSPENT。SNAKA1は歩行速度が速いため咄嗟の回避能力が高く、 SPENTは旋回最速、軽量のため近距離でのドッグファイトが有利です。選択肢が増えた分これから中量二脚は十分 強いACを狙っていけます。 扱いが微妙なのは軽量二脚。HOUSEの弱体化が非常に痛い。加えてその代わりといえる旋回性能重視型は歩行 速度、装甲が死ぬほど犠牲になっているのでどうかと。他には消費EN、重量を犠牲にして基本性能を強化したもの が。こういう類は決まって旋回性能も犠牲になってるので人気は出ないでしょうね。歩行速度の関係で回避能力はある でしょうけど、相手の背後をとるほどではないです。機動力に関して言えば遂にフロートがトップに輝いたといったところ でしょうか。 そして戦闘の中心となる武器ですけど、今回から新しく加わったジャンルの中で使えそうなのは高機動ミサイル、連射 ロケット、リニアガン、軽量レーザー、出力低下ロケット、連動魚雷。 この中で連動魚雷は抜きん出てますね。直撃はしませんけど1、2発は当たります。近寄ってくる相手には当たりませ んけど逃げる相手には更に大きなダメージを与える事が可能。障害物、デコイに弱いのは魚雷の宿命と言うわけで。 小型ミサイルで敵のデコイを浪費させてからの攻撃もありですけど。 高機動ミサイルは重量級が軽量級を追い詰めるのに使えますね。当たるとは思わないで、デコイを使わせたり、回避 行動をとらせるに使います。連動ミサイルで色をつけても良いでしょう。ただ、デコイには余計に弱い点は留意してくださ い。 連射ロケットは数少ないブレードのお供。もしブレードを使いたいならこいつは強い味方になってくれると思います。た だし、意外なほど重いので中量二脚レベルでないと安定したACは使えそうにないので、出番は少ないかと。 リニアガン、四脚の新しいメインウェポンですね。弾速、熱量が特徴。威力自体は無いですけど、熱量で攻める事が 出来るので安定したダメージが機体出来ます。リロードが弱点ですけど、充実した左射撃武器で十分補えます。折り畳 みアクションも考えると軽量型の方が出番多いでしょうね。 軽量レーザー。まんま、軽いレーザーキャノンです。ただ400レベルは脅威の軽さで、威力約2500、弾数15は昔の ENグレネードを思い出します。消費ENは多いですけど、使用ENが意外なほど少ないのがポイント。連射力もあるので パージ前提武装として四脚のもう一つのメインウェポンとして立候補ですね。サイトの狭さはキャノンの宿命ですけど。 出力低下ロケットは趣味です。これで逃げられないようにして両手火炎放射で焼くのが楽しいですね。 こうした中で防御系の武装が最重量ブースター、最重量頭部、軽量型重量二脚、強化されたEXEN装甲、実弾装甲、 誘導妨害EXくらいですか。続々と出現する高火力武装の前には役不足の感もあります。SLでは攻撃的な戦い方が有 効に思えますね。そういう点でも今回は四脚が強いと思います。 こういった点を踏まえた今回のサンプルAC。(一部正式名称じゃないのは調べるのが面倒であるため AC こちバル号 三津汐 HEAD MHD-MM/003 エネルギー防御力に優れた防御型 CORE ミラージュOB中コア(オプション多過ぎ ARMS CAL-44-EAS 全腕部中最も軽量さを追求した高機動型 LEGS MLF-MX/KNOT RE/005を改良、ミラージュの最新型 BOOSTER 最重ブースター(中量級以上なら最良のブースター FCS AOX-X/WS-3 最大ロック数3、範囲重視ロック数優先型 GENERATOR CGP-ROZ 重装備AC用に開発されたハイパワー型 RADIATOR RMR-SA44 CR11に対抗して製作された通常重視型 INSIDE MWI-DD/20 デコイの弾数を増加させた改良型 EXTENSION MEBT-OX/EB 緊急後退を可能とする補助ブースタ BACK UNIT R CWC-GNL-15 強力なグレネード砲、着弾時に大爆発する BACK UNIT L 軽量リニアガン(逃げガンナー対策 ARM UNIT R 800マシンガン(防御用、CPU、初心者殺し ARM UNIT L KWG-HZL50 投てき銃、放物軌道を描く弾を発射する 防御2種・安定強化・ロック妨害・サイト強化・旋回強化・放熱強化 コンセプトは全距離対応。ちょっとだけ基準違反ですけど、相手がミサイルを使ってきたらBBを捨てて、逆ならデコイ を捨てます。 とりあえず問答無用でミラージュOB中コアを装備、基本性能よりも火力を重視しました。 問題無く強力武装の強グレ、青投擲をメインウェポンに、投擲と相性が良く逃げる相手に強いリニアガン、命中率は 低いながらも高い攻撃力と広いサイトで相手を追い払う800マシも装備させました。FCSは一応どの距離でも戦えるた め中距離使用で。遠距離ならこちらも十分かわせますからね。 四脚はブースター効率が重要ですが、KNOTは重いため出力も高い最重ブースターを選択しました。アセンが圧迫さ れましたが、機動力強化と、キャノン仕様のためには致し方ないですね。 インサイドとEXにはそれぞれ使いやすいパーツを用意して先程も言ったようにどちらかを使用。 残りは軽量、安定したパーツで揃えました。 問題点としてはEN消費量。他の脚部と違い通常EN消費が重要の四脚で7000台のEN消費は痛いですね。機動力 も特別高いわけではないので回避には限界があり、KARASAWAなどで特攻されると脆い部分があります。装甲は一 応中量級レベルですけどね。 火力もリニアガン以外は命中率が低く、手馴れた軽量二脚、軽量四脚には何も出来ずに叩かれる事も有り得ます。 相手の機動力が高いと判断した場合は例えミサイルを使ってきたとしてもBBを選ぶというのも手ですね。 今回のステージは開けた場所が増えたとは言え前回のダメダメステージも残っているため十分留意する必要があり、 安易に垂直ミサイルは装備出来ないようになっています。これらを装備する場合腕にも主力になれる物を用意しましょ う。また、跳ぶ必要のあるステージ、狭いステージ、障害物の多いステージなど、身体で覚える必要がある場合も多い です。ここでもやはり経験の差が色濃く出るのではないでしょうか。 そしてパイロット視点です。ええ、あのデザインはいかがなものかと。上の方に後方視点があれば対人戦でも使える んですけどねえ。 さて、今のところSLに関するうんちくはこれくらいで。 今年はバンバン大会出たいですねぇ。 |