さーてTGSで痛い目にあったので四脚の研究をしてみました。っていうか俺的考察? ちなみに実用性重視でやって ますんで。まず四脚の特徴を挙げてみましょう。脚部パーツの中でもかなり特徴がありますからねこいつは。 ・「基本的」に通常移動速度が早い ・若干旋廻速度が早め ・EN防御力が高く、実弾防御力が低い ・体高が低い ・「一応」キャノン兵器を使用できる。しかし空中での使用は不可能 ・ブレード攻撃は「突き」になり、高い確立(ほぼ間違い無く)三段ヒットする ・ブーストはジャンプでは無く、その場で浮き始める ・そのため、空中切りが決め易い ・これらの事から近接戦最強脚部だと断定できる ・通常移動力は高いがブースターを利用した高速移動ができない ・結局遅く感じる ・EN消費量が高く、EN兵器との相性が悪い ・全体として積載量が不足しており、装甲か火力を犠牲にしなくてはならない ・重量が以外とあり、更にEN効率が悪いため空中戦を苦手とする ・瞬間的に加速する事がOB以外に不可能で回避を苦手とする ・更に実弾防御力が低いため徹底的にミサイルに弱い ・っていうかAC2AAで一番使い辛い …なんつーか長所から紹介して良いところ探そうと思ったんですが…。多いわ、欠点。しかもそれが全部AC的にはや ばいのばっかり。まあ、前向きに行きましょ。 まず、俺が四脚と聞いて真っ先に思いつく事があります。それは接近戦最強である事。刺せば三段ヒット。これが月 光だったりダガーだったりしたらどうでしょう。3000〜4000はいっちまいます。メイスと戦った事があれば分かります よね?更に空中に浮くのも簡単だし、タンクと違って機動力がある。これが俺の考える四脚接近戦最強説の要因です。 しかし前作と違ってブレードの当り判定が強くなっているため体高の低さが有利に働く事はありませんが。 しかしこれが難しいんですよ。そう、接近するのが難しいんですよこの四脚ってのは!せっかくこちらが月光を装備し ているのに相手ははるか遠く、こちらはハンドガンを撃って応戦するがあちらは馬鹿みたいにミサイルを撃ってくる。は い、俺が四脚を使ってよくあることです。OBで距離をはなされたり、空中に逃げられたり。こっちもOBで追いかけても 逃げるのと追いかけるのとではわけが違いますからね。はっきり言って四脚は接近戦最強というより近寄る事が「でき れば」最強と言った感じなんですよ。つまり近づけば強いけど近づくのは苦手、と。 ではどうするか。接近戦を諦めて遠距離戦にシフトする。俺がTGSで苦戦した四脚ACもこれでしたね。この場合注意 しなければならないのは四脚は回避能力が低いという事。ありゃ、いきなり引っかかった。それでもブースターで左右に 緩急をつければなんとかなりそうですが、ミサイルは少し辛いですね。この場合はジャンプしてその下降にミサイルを反 応させ地面に激突させる、OBを使う、左右ブーストでなんとかしてみる、諦めて対ミサイル兵器を使う等が挙げられま す。それに弾速が800を超える射撃兵器の回避も辛いですが、これは左右ブースト、防御力を上げる、で対処しましょ う。 攻撃ですが…まずはミサイル。回避に専念しながらもそれなりに確実な攻撃が可能なので一番遠距離型四脚には向 いていますね。しかし当然ミサイルは対処され易いので射撃兵器も欲しいところです。 ハンドガン。攻撃力、弾速、発熱量、反動。どれもこれも重量のわりに無難なところでまとまっています。ブレードとの 相性も良いので、まず迷ったらハンドガンを選んでみましょう。でも射程距離が短い。うまくミサイルで距離を埋めること ができれば良いのですが中間距離では辛いかもしれません。 ライフル。上のハンドガンに比べて射程距離と弾数が強化されています。少し重量が増えますが許容範囲でしょう。サ イトも広く使い易いのですがこれは少し感覚的に難しい事があります。どの距離でミサイルに切り換えるか、どの距離で ライフルに切り換えるか、これが難しいのです。ハンドガンを使って慣れてから使いましょう。反動も無いので(初期ライ フルは反動があるが極めて小さい)力不足です。これはハンドガンにも言える事でしょう。 スナイパーライフル。これまた俺がTGSで痛い目にあった武器です。ハンドガン並の反動と、それなりの威力、高い 命中率。連射は効かないのでストレスが溜まりますが、四脚を使ってる地点でストレス溜まりっぱなしでしょう。我慢して ください。なにより問題なのはサイトが狭い事。対空戦闘が多くなりがちな四脚でサイトが狭いのは致命的です。それを 解決できる技量があれば別ですが。Eスナに関しては普通に射撃兵器として使ってください。この位のEN消費量だった ら四脚でも問題ありません。 マシンガン。使わないほうが良いかも。っていうか止めた方がいい。 バズーカ。性能も相性も悪くないのですが重いですね。こいつを装備するくらいならLロケを選びましょう。どちらの場 合もブレードとのコンボを狙います。 ショットガン。うーん、この位の距離だったらロケットブレードを狙った方が良いですね。 ハングレ。この位のスペックなら重量を我慢して装備しても良いかもしれません。やっぱりブレードとのコンボを狙いた いですね。しかしこのハングレ、軽量級なら吹っ飛んでしまう事もありますので注意してください。ブレードに繋がり難くな ります。 ハンロケ、ハンミサ。ロケットは肩。ミサイルも肩。 その他EN兵器。EN消費量を考えたら装備は控えた方が良いでしょう。カラサワに関してはこの限りではないです が。それでもキツイでしょう。 次に肩武装です。ミサイルはできるだけ装備していた方が良いでしょう。サイトが広いため対空に使え、遠距離で逃げ まわる敵に牽制として使う必要があるからです。このミサイルは両肩のものでもいいですが、ミサイルも遠距離では余 裕でかわされるためもう片方に更にミサイルを積んだり違う種類の武装を積んだりしましょう。 単純にいうとロケット系が良いです。遠距離でも牽制に使えますし、弾速早いから結構当ったりしてくれます。更にブレ ードとのコンボも良い感じ。具体的にはSロケかTロケ、少し無理してLロケを使いましょう。他はどうもねえ。 Sロケ。軽くてそれなりの威力、発熱量、反動。弾数も40と多めで、弾速も早い。使い方としては中、近距離で適当に 連射、もしくは近距離でブレードとのコンボを狙う、あとどうしようもなくなった時遠距離の敵に対して使ってみる、等があ ります。一番の特徴はやっぱ軽いってとこでしょう。迷ったらとりあえず装備って事で。 Tロケ。一度に三発のロケットが飛ぶのが最大の特徴ですね。60発ありますが一度に3発発射するので実質20発。 横に三発広がって飛ぶのですばらしい命中率を誇っています。下手すりゃバズーカよりも。さて、使い方ですがそのす ばらしい命中率を活かしてブレードコンボをメインに使いましょう。威力に期待しては駄目です。あくまでブレードメイン で。ちなみにロケットのばらけ方はランダムです。 Lロケ。グレネード並の威力で連発できる。こいつぁあすげえ武器ですね。弾速もありますし、発熱量もバズーカ以上 ときた。でも四脚には少し重いかなーって感じもしますね。それでも使い易い方ではあります。弾数も結構あるので牽制 にも調度良い感じ。当れば痛いですしね。自信があるのなら少し無理してでも装備しましょう。 基本的に肩にはロケットとミサイルという組み合わせが良いと思います。 キャノン兵器に関してですけど…。微妙なところですね。チェーンガンは連発しなければ効果が無いためジャンプする 度にロックが外れるので駄目ですね。グレネードはブレードとのコンボに使えない事も無いですがジャンプするとやっぱ ロック外れるのでタイミング的に辛いんですよ。サイトも狭いですしね。リニアガンは広いんですけど同じ理由で没。EN 兵器は論外。 そうそう、ブレードとコンボでパラサイトミサイルってのもありますよ。一応。 武器腕は止めたほうが良いです。サイト狭いわ重いわ防御力無いわで四脚向きじゃないです。 機体の作り方ですけど、装甲を強化するより武装強化の方が効率が良いようです。四脚は攻撃を耐えきってチャンス を掴むってタイプじゃないんで先手を取るのが重要です。機体はできるだけEN効率を考えて組みましょう。でないとい ざという時OBが使えなくなったり、肝心なところでブレードが出なかったりと悲惨です。具体的には腕は中、重量腕は使 わずEN消費の少ない軽量腕を使いましょう。防御力を上げたければ頭部を<ZHD/102/ROCK>にすれば良い 感じ。コアは目的に応じて使い分けましょう。重量級以外。 次にパーツ別に使い方を考えてみましょう。じゃないと中途半端な機体ができちゃいますからね。 ZLF−TROS/INTS。機動力を重視したタイプですね。通常機動力、旋廻性能が四脚で最高です。動きが実にスム ーズで切り返しも速い。ただ、この程度のスピードではバズーカも避けられません。結局回避にはブースターを使う事に なります。しかし消費ENが高く、あまり連続使用は出来ません。その反面意外に待機時のEN消費は四脚最低で障害 物に隠れるなどして回復の機会を待つのもこのパーツ独特のものです。 しかし積載量は4140と少ない。機体の組み方としてはブレードに全てを賭ける事になるでしょう。ブレード以外のパ ーツはすべて最軽量のもので済ませ、武器もハンドガンとブレードで精一杯です。 このパーツを使う場合戦術は攻撃的なものになります。もう一気に相手に近づいて旋廻性能の高さで翻弄し背後から 刺す!OBで逃げられてもめげずにOBで追いかける。そして攻めきれずにクラッシュ!駄目じゃん!…無理してステ ルス積んで…あ、無理だ。俺には使いきれませんでした。っていうかこの性能だったらフロートのほうが良いじゃん! ELF−DEX−2F。スタンダードタイプですって。エムロードは消費者を舐めてますね。しかもこのパーツは外見的にも 今ひとつ。俺は使いません。 ELF−XX33。積載量を強化した四脚とありますが、実は実弾防御力、APが四脚最高とちゃんとした重量四脚の役 割を果たしています。しかし重量級らしく機動力は低く、ブースターでの移動を多用する必要があります、が、消費ENは 高く設定されているので連続使用はキツイです。待機のEN消費もCARM並と冗談じゃありませんね。 機体の組み方ですがこれくらい積載量があると色々考えられます。しかしやはり距離を置きながら重火力で押すのが 良い感じですね。装甲も鍛えられるのですが四脚の装甲はたかが知れてるので火力に重点を置きましょう。Lロケット、 マルチミサイルなどが候補です。 問題は右手武器ですが、これは目的によります。少しぐらい接近する気があるのならハンドガン、ライフル。その気が 無ければライフル、スナイパーライフル、って感じでしょうか。 ちなみに接近する気が無くてもブレードはダガー以上のものを装備しましょう。念のためですよ、念のため。 ZLF−A3/CARM。四脚で最高の性能を持ったこれこそスタンダードタイプ。四脚にしては低ENだし最軽量だし防 御力も低くはない。積載量も中量二脚ランクでバリエーションある機体が作れます。ただ、そのせいで中途半端になっ てしまう事もありますのでコンセプトある機体作りを心がけましょう。 まず、高機動を生かした接近戦を狙う場合。四脚は腕部重量に多弾ヒットの確立を左右されないので腕部は<ZAN /303/S>にしましょう。軽いし。ブレードは月光に固定。ダガーも良いんですがやはり少ないチャンスを生かすには 命中率を考えなければならないので正直頼りないですね。更にこれを当てるチャンスを作るためにハンドガン、ロケット を装備し、高速移動を維持するために機体のEN消費をできるだけ抑える。あとミサイルをつけるかどうかはメタ次第で すね。 次に高機動を生かした中、遠距離戦。これに関してはELF/XX33の項目をご覧下さい。 ELF−SOC61。なんつーかもー使うな!! 重いし。 そして四脚全般の事ですが、必ず対ミサイル装備を持ちましょう。ブーストでよけるのには限界があります。デコイも 良いんですができれば迎撃ミサイルの方が良いですね。デコイはどうも運に左右されるところが多く、その点迎撃ミサイ ルは高い確立で落してくれます。コアの迎撃システムも捨てたもんじゃありません。理想としては全部装備する事です が。 更にブレードは絶対ダガー以上のものを装備しましょう。四脚にとって最大のダメージ源ですからね。もしもの事を考 えるとあれば落ち着きます。 次に戦い方を考えてみましょう。はっきり言って四脚の戦いの基本はOBです。距離を離すにもOB、詰めるにもOB。 OBOBOB重要です。ただ連続使用は当然熱暴走を起こしますのでコアをONEにしたりラジエータを強化したりで対応 しましょう。 接近志向の場合、敵に回り込むようにしてしましょう。元々低い回避力をこれ以上下げるのはやばいですからね。そ して背後を取れたり隙を見せたりしたらOBで接近しましょう。そしてハンドガンやロケットで敵の動きを奪ってブレードで 攻撃。これが基本になります。 しかしこれがうまくいかないのが実戦でして、OBで追いかけてもOBで逃げられるのが落ちでしょう。そこで、OBは後 出しを心がけましょう。つまり相手がOBで距離を離した後にOBで追い駆けるのです。これなら相手の容量が足りなく なった所に接近という形になるのですぐにOBで逃げられる心配はありません。ただ、相手がどっすん着地した場合は こちらから仕掛けましょう。機動力で勝ってるなら強気に強気に。 回避に関して相手にロックオンされないようにする事が半分です。できるだけ正面から突っ込まないようにしてさっきも 言った通り回り込みながら接近します。しかしどうしても相手も距離を離して攻撃してきますので回避技術も重要になり ます。やはり基本は左右にブーストを吹かすか、意外に高いジャンプ能力で上下に回避するというやり方です。特に通 常ジャンプはすごい加速力で行われるため高い回避力を持っています。しかし、ジャンプまでけっこう時間がかかります ので先読みが必要になりますが。OBで無理矢理相手の視覚外に逃げるというのもありますが、その後が続かないでし ょうね。EN効率を考えると。 射撃志向ならやはり相手との距離をある程度取らなければなりません。しかし単純に距離を取るならやはりBBは活 躍してくれます。今回かなり弱体化しましたがそれでも使える部類に入るんじゃないでしょうか。他にもOBもあります。 こう相手が近づいて来たら相手の方向に通りすぎるかんじでやるとか横に飛ぶ事も効果的です。それに距離をとるとい っても常にとる必要は無く、相手がちょっと近すぎるなー、と思ったら離せばいいですし、ブレード決めれそうだゼ! と 思ったら接近しても良いでしょう。柔軟性が高い分こちらの方が戦いやすいでしょうか。ただこちらも攻撃を回避しなけ ればならない機会が増えますのでしっかり回避技術を磨きましょう。 今回レポートを作成するにあたり四脚使ってみたのですが…俺は使いこなせてないように思います。ミサイル回避は できるのですがむしろダブルロックの射撃兵器の方が回避し難く、更に言ってしまえば機動力が高くても急加速ができ ないのでは二段ロックから逃げる事は弾速が遅い武器でない限り不可能でしょう。 だいたい接近戦最強といっても三段ヒットのなりやすさでの話で、フロートは常に空中切りになっているので良い勝負 ってとこです。っていうか機動力で負けてるからむしろフロートの方が…。あ、積載量で勝ってます。でもフロートもジオ があるし。 俺的大胆な締めくくり。AC3に期待! (んで裏切られた) |