東京モーターショーに行ってきたヨー
 
 くわっ! モータショーに行ってきましくわっ! 会場広くわっ! 電車が15分遅れくわっ!
 と、たまにはうんちくでも弾けてみようかなとみんなのアイドル3’sは東京モーターショーに行ってきました。で、いきな
「電車は15分遅れています」とビッチなアナウンス。そして俺と同じ目的を持つ汗臭い野郎がどんどん溜まっ
てくるのがもう、耐えられん。
 まあ何とか俺の愛と正義と友情を振り絞って満員電車の猛威を払いのけ海浜幕張に到着。更に言い出しっぺの小学
生時代からの友人と合流。っていうか都心部ではこいつしか高校以前からの友人がいない罠。
 しかし……。こりゃあゲームショーの比じゃないですね。証拠写真は無いですけど人がすげえ。雨だってのに馬鹿のよ
うに子連れやら夫婦やらが大勢。まあゲームショーに比べると正常そうな人が多いのは助かりますね。
 さあ、ブースは目の前だ! 行くぜ! お手洗いに! いや、ずっと我慢してたんで。
 
 にしても……。二輪のブースだけでもすげえ人だぜ……。もう、人、人、人。ちょっとした手違いで痴漢の容疑で現行
犯逮捕の後無罪を主張する長い戦いを強いられそうなくらいです。でも女子供がいて華やかですね。ゲームショーは…
…、ぶっちゃけ酷かったしなあ! しかしながら俺が子供の事嫌いだと言う事はこのサイトに良く来る方は知っておられ
ますね。その通り。俺の行動の邪魔をされては堪らないのです。おまけに親はろくに面倒も見ないし。こんなだから日本
と言う(以下省略

 二輪ブースの中ではやっぱりSUZUKIが目立ってましたね。

   

 中央が今回二輪ブースで一番目立っていたG−ストライダー。通称「これは良い仮面ライダーのバイクですね」です。
これはもう、ビックスクーターの嫌いな俺でも乗りたいかっちょ良すぎるAT二輪。MT操作に切り替える事も出来るみた
いだから見た目以外の楽しみ方もありそうですね。まあ、こんなでかいの素直に車の方が良さそうですけど。
 それに対して左のがST250。バイクらしいバイクですね。ですけど極めて綺麗。タンクの形状がSR400にも似てな
い独自なものなのが高ポイントですね。参考出展ですけど、出せばこれは売れるのでは。カスタムDQNがどんな風に
するのか楽しみ。
 で、SUZUKIは参考モデルだけが先行して他はどうも地味。右のやつなんて世界でも最強レベルのスポーツモデルな
のにそれらしいアピールなんて無いし。どうせ他のふたつなんて販売しないに決まってますしね。
 他にもありますけど、パッとしませんでした。

 HONDAは何と言うか、堅実。順当なバージョンアップですね。でもそんな中でも新しいものを光らせるのは流石と
言うところですか。地味ですが

  

 両方とも現在あるもののリニューアルモデルで市販予定車です。左が前にも俺がかっちょいいと公言したCB750。
実際見てみるとそうでもなかったですね。タンクの厚みが感じられなかったなあ。右がワルキューレ・ルーン。あのゴー
ルドウィングのエンジンを搭載した最強クルーザーですよ。エンジンからマフラーにかけての流れがまるで芸術品です
ね。友人はライト周りが気に入らなかったようですが。

  

 参考モデルのスクーター2機。っていうか何でどこもかしこもスクーターなんでしょう。スクーターなんてもんは小さいか
ら良いのになんであんなにでかいのを作るのか。そして売れるのか。まあ楽してでかいのに乗りたいという最近の若者
の心意気と言うか。AT二輪ってのが間違ってる気がするんですけどね。

  

 耐レースで話題になった555レーサー。ここで見る事が出来るとは思わなかったですね。それにHONDAがバイ
クに参入して一年近く経ちますが、ここにきてかなり本命。バイクからのノウハウかニーグリップを採用したようです。
の、乗ってみたい……(自転車小僧。

 男カワサキ、やはりスクーターには目もくれず。新型のラインナップも充実してましたし、下手に参考モデルで盛り上
げようとしてる他のブースより面白かったですねえ。

   

 2000ccと量産最強の排気量を誇る。おまけに市販予定車だからすごい。エンジンのところなんか変なのが出て
る! ただタンクの形状をみるとあんまりガス入らなさそうなのが気になる。2000ccでガス使ってたら20Lでもあっと
いう間に無くなると思うんですけどね。ルーンに比べると見た目も普通ですねえ。それとこれでは確認できないけどバッ
クギアは無いのかしら。


   

 コンセプトモデルはZZRの名を冠したツアラーのようですね。タンクを外してスポーツとか言ってるけどこのスタイルで
スポーツは無ぇだろう。ただハンドルをタンクの中に入れちゃうのは良いアイデアかもですね。自然とタンクの容量は増
えますし。ただ、ハンドルを切るたびにタンクの中でガスがたぽたぽいうのはかなりウザいと思うのですが。ちなみに
前後のホイールが片持ちになっていますが、これがスポーツとして使えない事を更に明確にしてますね。まあコンセプト
モデルにあれこれ言うのもなんですが。
 右には未来のライダーが。少なくともDQNにはなるなよ、と。他にもスポーツ系がたくさん出てましたけど、あんまり
面白くないのでシャッターを切りませんでした。

 ヤマハ。見どころもいっぱいありましたね。派手さは無いけど今後を楽しみにしてくれるものがたくさん。流石に他と
は本業が違いますね。


 


 まずはヤマハにとっては珍しいモタード、オフロードがずらりとブース入り口に並んでいました。それぞれジャンルが違
うんですけど、右から原付、250ccオフ、600ccスーパーモタード。特に面白いのは原付のでしょうか。フォルムも素敵
だし、小さいし。250ccオフも他社の250ccオフに比べると小さい、そしてスーパーモタードはもう、オートバジン
よう! オンロードがつけてるようなラジエーターがコブラの襟みたいです。脚付けが許せば乗ってみたいなあ。ちなみ
に原付以外はすでに販売予定にまでなってる気合の入れようですぜ。

  

 反面センターマフラーが増えてきましたが、スポーツ以外でセンターを採用したのは国内では初の羽一族(左右)。し
かし殆ど同じはずなのによくもまあ印象がこうも変わるなあと関心。ただ両方とも600ccの割にはでかい印象でした。
かっこいいけど乗り難そう。そして中央にはスポーツR1。何と言うかHONDAに対して後出しで勝ったじゃんけ
のようなバイク。CBRの良いところを全部くすねて更に、って感じ。あくまで俺の印象ですがね。

  

 そしてパッソルに始まった電気二輪が……、なにやら凄い事になってますね。もう殆どコメント不可能と言うか、走る
の? これが?

 他にも当然のように外国車もありましたよ。あんまり興味無いですけどね。っていうか日本が舐められてるのか殆
どがガイシュツものだったし。

 

  

 っていうか……、右上のはVTRでしょ? 遂にやってくれたなドカ。まあそれは置いといて外車はあんまり発展が無
いと言うか、あったりめぇってかんじのものが多いです。BMWも外面だけ着飾って中身全部同じじゃねぇかと思ってし
まうほど。ちなみにハーレーは、面白くありませんでした。

 さて、二輪ブースにも他にはバイクにナビをつけようとしてたり、コンピューター搭載させようなんてのもありました。ま
あ搭載CPUが人間以上の判断能力を持つようになればMTなんてむしろスポーツでは無くなるわけですか。これは車
にも言える事ですね。
 そうそう、人工知能に人間は負けないと思っている方には悪いですけど、人工知能が人間に勝る事は理論的には容
易です。時々そこの辺り履き違えてる人見ますけど、人間<人工知能ですぜ?

   

 そしてここにおわすのは我らが人型ロボット、ASIMO! やっぱり手がごついんですよね。ロボットといった感じが
出ててよろしいですぜ。まあこれに皮を被せれば、「そうだ、俺はサイボーグだ。よく俺の話しを聞け」などと言った事も
可能と言うわけです。そしてそのASIMOに迫る謎の箱型ロボ! 気をつけろASIMO! そしてよく分からない全身タ
イツ男。

 さて、車のブースですけど……、二輪の2倍以上の人口密度! 一気に変な人も増えてきた!
 にしても、本当に凄いヒトゴミ。少しばかり人気のある車になると見るのも人苦労だぜ。っていうか連中マナー悪過ぎ
ます。別に車オタはアレだなあ何て言いません。ただ、テメェら絶対交通状況悪くしてるだろ! とだけ心の奥
で呟く素敵な俺。

           

 もうどれがどれだか分からなくなったので一斉に掲載。案外かっこいいと思えるのは外車に限っちゃいましたね。日本
車の方はバイクとは反対にあったりめぇ感が強かったです。ただ、日本の方はハイブリットやら小型化やら実用性での
強化が著しく、半面外車は見た目以外ではスポーツ指向車が多く、外装剥がしちまえば明らかに日本車に劣るなあと
いうのが正直な感想。特にフェラとかは……、あー、げふんげふん。フェラーリは王道行き過ぎて見た目もなにやら
凝り固まってるし。ベンツの連携会社、スマートの方がよっぽど実用性ルックスも上。っていうか普通に10Mクラスの
お値段を提示されても脱兎の如くエスケープするしか無いでしょうよ。いやはや、スマートの車は外車でも小型だけあっ
てお安いですね。
 日本車の方はハイブリット多っ! ってのが感想。順当なところなんでしょうけど、ハイブリットカーは車としては普
通以下ですからね。燃費と強いバッテリーのみが武器だから、見た目の変化も無いとなると本格的に見所無いです。ま
あ燃費が良いのは本当に良い事ですけど、見た目地味だから飾られてもパッとしない。電動カーと違って車の延長だ
からしょうがないと言えばしょうがないのでしょうけど。

              

 そして日本は電気カーと言うか、変な車を大量投入。まあよく見ればかっこよく見えなくもないのですけど、何と言うか
人目を引くのは確実なラインナップかと。しかし電動と言う事になるとバッテリーだけでエンジンが要らないわけだ
から形状も随分と変わってきますね。特に内装。どれもこれもまるでオフィスのような印象。なんせシートと言うよりも、
椅子ですから。そして机。ハンドルなんてもう、ハンドルじゃねぇよ、と。
 しかしこれが世の中の流れだとするとなんてもう凄いでしょうね。全体の20%近くをエンジン系統が占めてるわけです
から、それが無くなれば形状、外見、全く変わってきます。それともエンジン部分を全部バッテリーにして誤魔化すか?
何にしてもただじゃ済まないでしょうね。
 さて、元々形状に関して言えば外装のだけの車にしてみれば自由度が増えるわけですからかなり有利じゃないでしょ
うか。個人的には前後に二人乗りのHONDAの車が(中央左2番目)好印象でしたね。あれならビックスクーターより
もずっと実用的だし、車なのにすり抜けができそうなくらい。まあ参考ですけどね。
 しかし近未来をイメージしてか分からないですけど、クリアーを使用するのはあまりに安直ではないかと。


 

そして最も注目を集め撮影するのに極めて困難を要し、最も強大な人の群れを作り出した元凶。それがこれです。そ
の場で旋回したり、速度に応じてその形状を変化させたりとかなりサイバー。個人的な意見を言わせればその形状が
あまりにも玩具チックなので乗りたくはありませんが。もっとこう、ジェットスライガーみたいには出来ないもの
でしょうか。
 しかしこれは通信機能やら連結機能やらあるわけですが、イラネ。同じ価格でもイラネ。運転に集中出来ないという
か、車運転してる途中に赤の他人にあれこれ言われたり運転を任せたりなんてして堪るか。

 しかしモーターショーに行って感じたのが、車も良いかなあ、なんて事ですね。
 スポーツカーは文句無しにかっこいいです。最近でもマツダのRX−8なんて上物もあるしバイクじゃなくても良い
かも、なんて少しばかり思想の変化もあり、俺個人としては嬉しいやら悲しいやら。免許取らなくて良いしね。維持費も
少ないし。ううむ……。しかしバイクに乗るのは憧れであり……、ああ、最近では車のライダーも……、へごば!
 それはともかくバイクは相変わらずですが、車は確実に革新の時期になろうとしているのは分かりました。ううむ、バ
イクはやはり嗜好品なのか!

 まあそんなこんなで大変だったり楽しかったり悩んだりのモーターショー。パンフをコンプした友人の紙袋はおおよそ
1.5キログラムにもなっていました(それでもメーカーだけ!)。それだけすごい祭典だったんですねえ。まあそんなこん
なでライダー目指すの辞めちゃおうかなあなんて思ったりもしたけどそりゃあどうかなとも思った3’sでした。

 追伸
 やはりデジカメの容量が気になったので画質を落として撮ってみたのですが、足りない。64Mなんてすぐに無くなっち
まいます。それにバッテリーも心許ないですね。特にバッテリーは極めて弱い。6時間ほどで赤ランプでした。ううむ、デ
ジカメ買ってこれだけ不安になったのは初めてだ。

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