超越者
それは……
危ない刑事よりも危ない
トレンディー野郎だ!
どのくらいトレンディーかと言うと……
お昼には放送出来ないくらいだ!
そしてぇ!
ここにも一人の超越者がいるぅ!
だが普通(?)の超越者とは
オーストリアとオーストラリア
くらいの違いがある!
そう、こいつはぁ!
最 強 の 超 越 者 !
なのだ!
口からはぁ!
体調とか雰囲気とか話の都合とかによって多少変動するけどまあ大体の場合
10,000,000,000,000℃ の 火炎放射!
更にはぁ!
コンニャクを粉々にしちまうというよく分からねぇほどの
超越的腕力!
ちぃっともトレンディじゃねぇこの男の名は
死 酒 舞 盛 血
またの名を
超越破壊神
そして今ぁ! 最強の超越者は
銀行の帰りだった!
超越戦闘6! 超越破壊メカ 滅仮死舞血
「まったくもー、手数料取るなんて聞いてないよー。(ガチョウ倶楽部風に) 銀行金使い過ぎ! これじゃあ 新しいビデオデッキ 買えねぇじゃねぇか♪」
死舞血は DVDのディの字も知らなかった!
それはともかく
死舞血は久し振りのまとまった収入で
スキップ状態だった! しかもスキップ状態の膝には
木星を一瞬で太陽にしちまうくらいの威力があるという!
「とりあえずなんか食おう食おう。飲もう飲もう。 一週間ぶりに♪」
死舞血は 最近ひもじい思いをしていたのであった! そりゃあもう
恵まれない子供並にだ!
そのまま久し振りに 噂の現場Verラーメン!(店名
に行こうとスキップのまま超光速に達しようとしたその時だった!
目の前に怪しい男がいた!
妙に鋭い目! 妙に白い歯! 超越悪人面!
「つーか俺じゃん!」
そこには
鏡でも置いてんじゃねぇの?的な そっくりさんがいたのだ!
死舞血は右手を上げた!
そっくりさんは(そっくりさんから見て)右手を上げた!
死舞血は右脚を上げた!
そっくりさんは(そっくりさんから見て)右脚を上げた!
カオス! 混沌!
死舞血はかなりやべぇ状態になっちまった!
ど、ど、ど、ど、
死   「どっぺるげんがー!」
死舞血も天使も悪魔も蛸も
心霊現象が苦手だった! もう 夜も便所に行けねぇくらいだ!
おまけに超越者だから 見えちゃって余計に怖いのだ!
「ひぃやぁー!」
死舞血は泣きながら逃げていった!
最強の超越者は
本当にそういうの駄目なのだった!
一方その頃!
その様子をビルから見下ろす ものすげぇ怪しい男がいた!
なぜものすげぇ怪しいのかと言うと
XXXXXXXXXXXXX
の覆面を被っているからだ!
そう、こいつは
皆様ご存知のX星人だ!
「ふふふのふがよっつ」
しかも パワーアップしてる!(?) He did power up!(?)
そう、この男は超越者なのだ!
超越者をも圧倒する 超越科学力 TYOETUKAGAKURYOKU
職業 宇宙放浪科学者 60088歳 独身
通称 超越天才科学者
昨日誕生日でした!
「のっひょっひょ。最強の超越者は心霊現象に弱い……。 わしの分析通りじゃ!」
どんな分析すりゃそんな事わかんすか!? 聞きたいところだがそこは
超越天才だから!
で説明可能なのだった!
「はてさて ドッキリ も成功したしいよいよ直接攻撃じゃ!
かぁむぶぁーっく! 戦闘メカ!」
『ま"』
X星人がポップでファンキーな声を張り上げると
そっくりさんは足の裏から 超越ジェット を出して飛び上がった!
ものすげぇジェットなので反対側のブラジルでは
カーニバルが大盛況になったほどだ!
そう、このそっくりさんは
そっくりさんであってそっくりさんではない!
なんと 超越メカなのだ!
その超越性能はぁ!
死舞血の1,5倍の能力! (当社比
という
すげぇんだが 微妙にケチクセェ能力だ!
その名は
メ 滅 カ 仮 死 舞 ヴ 血 チ
職業 ターミネーター 独身 生後一週間 戦歴 無し
またの名を
超 越 破 壊 メ カ
死舞血に負けたX星人が作った 逆恨み達成マシンだ!
「いよおし、滅仮死舞血
ネクストは自宅突入じゃ!」
中途半端な英語が余計に胡散クセェ! Smell to Usan!
滅仮死舞血はX星人の言う通りに死舞血の自宅へ向かおうと
足の裏からすげえジェットを噴き出そうとしたが
「待つのじゃ滅仮死舞血! その前に充電するのじゃ!」
滅仮死舞血は3時間の充電で240時間活動できるのだ!
「カモン! 作業メカ!」
X星人が指パッチンすると テッカテカのマッチョメンが現れた!
「へい! なんでやすか兄貴!」
「充電器を持ってくるのじゃ!」
「実はあっしの懐で温めておきましたぜ!」
マッチョメン型作業メカは 言った通り懐から携帯電話の充電に使うような充電器を取り出した!
受け取ってみると
汗臭いし生暖かい!
「まあいいがの。さあ、充電じゃ」
慣れたものなのでさっさと次に移ろうとした時!
X星人はすげぇ事に気がついた!
「コンセントは何処じゃ!?」
超越天才科学者は 最近物忘れが悩みの種だった!
一方! そんな事は知らねぇ死舞血は
布団に包まっていた!
やばいぜ、やばいぜ、ドッペルゲンガー見ちまうと一週間後に死んじまうってもっぱらの噂だーぜー、死なないようにす るには一週間以内に帰ってもらうよう言うんだっけ? っていうかそれこっくりさんじゃん、あ〜、昔やったな〜、しかもや ったあと担任の教師が自殺したんだよな〜、あれってやっぱり関係あるのかねぇ、まあそれはともかくドッペルゲンガー を倒せばいいのかなあ、いや、きっと殴っても効かないぞ、火炎放射はどうかねぇ、やっぱり駄目かも知れんなぁ、有名 なケースはイギリスのジョンソン夫妻の息子が突然ふたりになって目の前で遊び始めたやつとか、まあそれもどうでも 良いけどやばいぜやばいぜやばくて死ぬぜ〜
「助けて花子さ〜ん!」
死舞血はこれまでにない
極限状態になっていた!
そりゃあもう
釘にバナナが打てるという 超次元現象並にだ!
そんな様子をX星人が
超越望遠鏡で見ていた!
この超越望遠鏡は
なんでも透過して見る事が出来るけど なぜか人の服だけは透けて見えないという
教育上極めて都合の良い超越道具だ!
『のっひょっひょ、どうやら追いこまれているようじゃのう。
行け! 滅仮死舞血!
部屋への鍵はドアの横の鉢植えの下じゃ!』
最強の超越者は
割と普通な所に鍵を隠していた!
言われた通り滅仮死舞血は甲斐甲斐しく鍵を見つけて死舞血宅(アパート)へ
『ま"』
侵入! SHINNYU!
その音を聞きつけた死舞血は汗だらけになった!
この恐怖はあの時以来だ!
あの時あの時あの時あの時あの時 23年前23年前23年前23年前23年前
あん時ゃあ俺はなんにも知らねぇガキだった
よっちゃんの噂を学校の仲間と話してたのさ
その噂ってのはよっちゃんの話をすると夜によっちゃんが出てきて
話を聞いたやつの両手両脚を鎌で切っちまうってやつさ
でも枕元にバナナの絵を置いておけば助かるってよぉ
俺はもうびびったね!
そういうの苦手なんだよ!
そして夜になってよぉ
俺はドリフを見てたから全然そういうの忘れてよぉ
何もしねぇで寝てたんだよ
そしたら夜中になって起きたら金縛りになっちまってたんだ!
そしたら閉めたはずの窓からなんか変なやつが侵入してきてよぉ
多分こいつがよっちゃんだなって分かったんだよ
いや、もう直感だったね
俺って昔っから感が良くてよぉ
俺の飼ってた犬のボブなんかは(以下略
なんだかもうどうでも良い事考えてる死舞血に滅仮死舞血は
接近する!
『行くのじゃ! 布団を引っぺがして 更に追い込むのじゃ!』
X星人が指示する!
滅仮死舞血はその言う通りに布団を引っぺがす! 中にはカオス状態の死舞血が!
「助けて闇子さ〜ん!」
死舞血は花子さんのライバルの名を叫んだ!
しかし何も起こらなかった!
『さあ、滅仮死舞血! 恐怖の一言を加えるのじゃ!』
「オ前ヲ殺スメカ」
超越感覚発動!
「お、お前ロボだな(古」
「バ、バレタメカ!?」
「テメェこの俺をびびらせやがって!」
「コウナッタラショウガナイメカ」
「勝負!(メカ」
超越戦闘開始! 超越破壊神死舞血酒盛 VS 超越破壊メカ滅仮死舞血
死舞血速攻火炎放射!
と思ったらその火炎放射は空腹のため
420℃という
あれ?的な威力になっていた!
「お腹が空いて力が出ない」
WARNING! WARNING! WARNING!
「な、何か食べないと」
とりあえず滅仮死舞血を 無視! SHIKATO!
冷蔵庫へ向かう!
空でした!
水で腹を膨らます!
水道止められてました!
それを見ていたX星人!
思わずホロリ!
「ま"」
その間に滅仮死舞血の口から
15兆度火炎放射!
滅仮死舞血は死舞血の
きっかり1,5倍の能力なのだ
「にゃにぃ!?」
死舞血かわす!
が!
アパートが吹っ飛んだ!
「俺んちがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっぁあ」
と言いながらも実は滞納した家賃を踏み倒せると
心の中でガッツポーズ
そのまま頭から墜落! 周囲1キロが一瞬で蒸発!
「ぬおぉ……、死ぬかも……(ハラペコで」
意識の朦朧とする中、死舞血はなにかを感じた。
♪右のポケットには銀行でもらったビスケットがひとつ♪
あるじゃねぇか!
死舞血は速攻でそれを食す!
そしてぇ!
元気10兆倍!
死舞血は立ち上がる!
愛も正義も友情も無いけど一応
腹に食物が入ったから!
滅仮死舞血遅れて到着!
そして速攻で火炎放射!
死舞血負けずに火炎放射!
能力1,5倍の滅仮死舞血が勝つかと思いきや 元気10兆倍の死舞血が勝利!
滅仮死舞血吹き跳ぶ!
しかし、表皮が燃えただけでまだまだ戦えるぞ!
中身は全身から武器を出現させた!
口からは火炎放射! 目からはレーザー! 肩からバズーカ! 両手からマシンガン! 膝からミサイル! 爪先から爆弾!
これはさすがに!
死舞血は焦った!
そしてぇ!
『ピピー、ピピー充電シテ下サイ』
結局コンセントが 見つからなかったのだ!
死舞血迷わず火炎放射!
超越爆発 TYOETUBAKUHATU
勝負あった!
超越状態解除! 勝者 超越破壊神死舞血酒盛!
「すまん滅仮死舞血! わしが 使い捨て電池を ケチらなければ!」
X星人は首だけになった滅仮死舞血に謝っていた!
「とりあえず新しいボディを作ってやろう」
「ア」
「あ?」
滅仮死舞血が渋く決めた!
「I’ll be back(がくっ」
そして静かに息を引き取った!
「……」
X星人は沈黙する! そしてぇ!
「英語は分からんのぉ」
さらば滅仮死舞血! 今度充電が終わった時にでも また会おう!
とりあえず 10か月分の家賃を 踏み倒す事に成功した死舞血は
倒れた。
「お腹が空いた〜ぜ〜」
やはり
銀行で貰ったビスケットがひとつじゃ辛い……。
もはや一歩も動けない死舞血は最後の力を振り絞って携帯電話を取り出す!
救急車に助けてもらおう。 点滴もしてもらおう。
「1、1、7」
ぷるるるるー、ぷるるるるー
『ぷ、ぷ、ぷ、ぽーん。午後、1時、23分、45秒をお伝えします』
がくっ!
今日のごきゅげんようのゲストは誰なんだろう。
死舞血はそんな事を思いながら
今日一日死の淵を彷徨う事に なるのであった!
次!
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